マンション住み替え体験記 第2回:申し込むつもりで訪れたのに間に合わなかった日

マンション購入・売却・リフォーム

はじめに

私はこれまで、新築マンションを3軒購入し、2軒売却、賃貸運用、そしてフルリフォームを経験してきました。

このシリーズでは、現在の住まいを購入するまでに経験した、3回の失敗と、その後の住み替えについて振り返っています。

前回は、住宅ローンの事前審査を受けていなかったこともあり、先着順販売のマンションを買い逃したお話でした。

今回は、その反省を生かしたつもりだったにもかかわらず、またしても先着順販売で購入できなかった体験です。


気になっていたマンション

今回の物件も、前回と同じ山手線のターミナル駅から徒歩圏の新築マンションでした。

場所も前回の物件から数十メートルしか離れておらず、建設が始まった頃から気になっていました。

ただ、メジャーセブンのマンションだったので、「価格もかなり高いだろう」と思い込んでいました。

そんなある日、駅の反対側に建設中だった別のマンションを見学した際、営業担当の方に、

「反対側で建設中のマンションも気になっているのですが、やっぱり高いですよね」

と何気なく話してみました。

すると、

「知り合いがいるので、差し支えない範囲で予定価格を聞いてみましょうか」

と言ってくださり、後日わざわざ電話までいただきました。

聞いてみると、思っていたほど高くはありませんでした。

もちろん正式価格ではありませんでしたが、「これなら検討できるかもしれない」と思い、モデルルームへ行くことにしました。


一度は見送った理由

実際に見学すると、全体として良いマンションではありましたが、気になる点もありました。

ベランダが少し狭いことや、希望していた間取りは収納が少ないことなど、自分には少し物足りなく感じたのです。

そのため販売開始時は申し込みを見送りました。

ところが、しばらくして先着順販売のお知らせが届きました。

紹介されていたのは、当初考えていた部屋ではありませんでしたが、角部屋で、隣の建物よりも高い階にある住戸でした。

価格は少し高めでしたが、購入できない金額ではありません。

前回買い逃したこともあり、「今度こそ」と思ったのを覚えています。


今度は購入するつもりで

ここは少し記憶が曖昧なのですが、この頃には住宅ローンの事前審査を受けていたような気もしますし、現金購入の予定だったので、そのまま申し込もうと思っていたような気もします。

いずれにしても、購入するつもりでモデルルームを予約しました。

そして当日、受付で担当者に、

「今日は申し込むつもりで来ました」

と伝えました。

すると、担当者の様子が少し変わったように感じました。

「少々お待ちください」

と言って席を立ち、しばらくして戻ってきた時には、責任者の方も一緒でした。


またしても間に合わなかった

責任者の方から告げられたのは、

「申し訳ありません。同じ部屋をご検討されていたお客様が、本日先に申し込みをされました。」

という言葉でした。

正直、その時は、

「何時、何分、何秒ですか?」

と聞きたくなるくらい、納得できませんでした。

電話で予約を入れる時にも、購入するつもりであることは伝えていました。

モデルルームに到着してからも、そのことを担当者へ伝えています。

それなのに、しばらく待たされた後で、

「先に申し込みが入りました」

と言われても、すぐには気持ちの整理がつきませんでした。

前回は住宅ローンの準備不足という反省点がありましたが、今回は何がいけなかったのだろう、と考えてしまいました。


今振り返ると思うこと

責任者の方からは、

「総戸数の多いマンションなので、キャンセル住戸が出る可能性があります。その時は真っ先にご連絡します。」

と言っていただきました。

今振り返れば、同じ日に申し込みが重なった場合は、すでに商談が進んでいたお客様が優先される運用だったのかもしれません。

私がこの住戸を購入したいという意思を伝えたのは、その予約の電話が初めてでした。

納得はできませんでしたが、文句を言っても状況が変わるわけではありません。

残っている住戸の説明はお断りし、その日はすぐにモデルルームを後にしました。


次回予告

その後、本当に責任者の方から連絡をいただくことになります。

ただ、それはキャンセル住戸ではありませんでした。

地権者住戸を売りに出すことになったという連絡です。

「今度こそ」と思って申し込んだものの、そこでも待っていたのは抽選でした。

次回は、その時のお話を書こうと思います。

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