マンション住み替え体験記 第3回:ようやく巡ってきたチャンス、それでも抽選だった

マンション購入・売却・リフォーム

はじめに

私はこれまで、新築マンションを3軒購入し、2軒売却、賃貸運用、そしてフルリフォームを経験してきました。

このシリーズでは、現在の住まいを購入するまでに経験した3回の失敗と、その後の住み替えについて振り返っています。

前回は、購入するつもりでモデルルームを訪れたにもかかわらず、先着順販売でタッチの差で買い逃したお話でした。

今回は、その時に約束していただいた電話が本当にかかってきて、ようやく巡ってきたチャンスに申し込んだものの、最後は抽選になってしまった体験です。


忘れた頃にかかってきた一本の電話

前回、購入できなかった時に、責任者の方から

「キャンセル住戸が出たら真っ先にご連絡します。」

と言っていただきました。

その時は、正直なところ社交辞令だと思っていました。

もちろんキャンセル住戸が出ることはあるのでしょうが、自分が希望していた住戸がキャンセルになる可能性は高くありません。

それに、本当に連絡をいただけるものなのだろうか、とも思っていました。

そんなことも忘れかけていた頃、一本の電話がありました。

キャンセル住戸ではありませんでしたが、地権者住戸を販売することになったという連絡でした。


地権者住戸ならではの魅力

詳しい内容はホームページに掲載されるとのことでした。

後日公開された内容を見ると、とても魅力的な住戸でした。

約80㎡のゆとりある2LDK。

以前見学した住戸では少し狭いと感じていたベランダも、この住戸だけは広くなっています。

営業の方に聞くと、地権者住戸は設計段階から要望を反映できるため、このような仕様になったのではないかとのことでした。

価格は決して安くありません。

ただ、面積が広い分、総額は高くても単価で考えると決して割高ではなく、当時の私には「思い切れば購入できる」と思える価格でした。

最上階ではありませんが、南向きで前方も開けた上層階です。

当時の私には、「資産価値という点でも魅力のある住戸ではないか」と感じられました。


今度こそ申し込み

地権者住戸は一般販売とは異なり、先着順ではなく抽選販売とのことでした。

申し込み期間は短く、土日にモデルルームへ行けるのは一度だけでした。

土曜日に訪問し、改めて説明を受けて申し込みを行いました。

この時点では、申込者は私だけとのことでした。

ただ、他にも検討されている方がいるとは聞いていました。

営業の方も、

「建物の完成が近いので、見学会にはぜひ来てください。」

と声を掛けてくださり、私自身も、今回は購入できるのではないかという気持ちでモデルルームを後にしました。


最後は抽選に

ところが翌日、営業の方から電話がありました。

「もう一組、お申し込みが入りました。」

その時は、

「二人なら、まだ半々だ。」

そんな気持ちでした。

しかし、その後さらにもう一組申し込みが入り、最終的には三人での抽選となりました。

抽選は平日に行われたため立ち会うことはできませんでしたが、営業の方からすぐに結果の連絡をいただきました。

結果は落選でした。

三人になった時点で、当選する確率より外れる確率の方が高いわけですから、「難しいかもしれない」と思っていましたが、その通りの結果になりました。


3回目の失敗

三度も購入したいマンションを逃すと、さすがに気持ちが沈みました。

その後、その近くへ行く用事があっても、できるだけそのマンションが目に入らない道を歩いていたことを覚えています。

今となっては懐かしい思い出ですが、当時はそれくらい悔しかったのです。


次回予告

こうして三度続けて購入を逃しましたが、その後、現在住んでいるマンションと出会うことになります。

購入までには特別なドラマがあったわけではありません。

しかし、今振り返ると、買い逃したマンションよりも、年齢を重ねたこれからの暮らしには、今の住まいの方が合っていたように思います。

最終回では、なぜそう感じているのか、現在のマンションを選んで良かったと思う理由についてお話ししたいと思います。

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